初の原付き長距離の旅 その5

おはようございます。
時間は5時半、テントの外は深い霧に覆われておりました。

旅YB

もそもそと起きて、昨日カレーを食べたクッカーでお湯を沸かしラーメンを作ります。
師(寺崎勉)曰く、これがクッカーの洗浄になるのだ!

6時になると突然霧が晴れて目の前に牧場が出てくるというエモ演出

牧場?
牧場?かわからないけど動物が見えた。

そんで7時には撤収も終えて準備万端

出発でござる

さて、今日の予定は白川郷に行く。後は帰る。それだけである。
勿論風呂にも入れていない。入りたい。

高ボッチを降りてからは割と真っ直ぐな道だった。

塩尻インターを抜けてフルーツライン的な農道を進み、途中のローソンで休憩。
そうか、ここはもう長野か…と思いながらお茶を買う。
店員さんが色白丸顔でとてもきれいだった。

近くにあったコの字型の広場がとても印象的だった。
きっと夏祭りとかやぐらをここに組んで盆踊りとかやってんだろうなぁ。

素敵商店街?
写真見返すまでもっと広かったイメージ

波田小学校?という和モダンな学校のあるT字路を左に進み158号線に入る。
割と因縁の道である。

何と松本から高山までつながってる道らしく道中には温泉郷があるらしい。
行く余裕はないけど!

途中白骨温泉の看板が見えた。
しらほね温泉と読めるくらいには名前を聞いたことがある!

ちょっとテンションが上ってた。
走っていると川から硫黄の匂いがしてきたり、岩の色が不思議に変色していたりと温泉入りたい欲が出てくる。

肌すべすべになりそうな匂い

しかし、こっちには時間はない。
帰りに立ち寄るぞ…と気合を入れて走り続けた。

ナビ通りに進んでるとまさかの自動車専用道にぶち当たる。
『え?行き止まり!?』
なんて思いながら地図を確認。

oh…

力のない自転車や原付にメッチャ急勾配でアップダウンのある道しかないスタイル。
よろしい、受けて立ちましょう。

結果、霧出てて寒いわ道は汚いし滑る酷道でした。

しかし、しかししかし、無事高山までたどり着く。
高校生の頃に友達と白川郷目指して電車とバスを乗り継いだときも高山でバス待ちしたなぁ。

腹はそこまで減ってないのだけど、飛騨牛まんとか食べて休憩。
飛騨牛串で1000円は高いよ…。

土産物のしょっぱさもひとしお(塩だけに)に再出発。
時刻は11時20分、いいペースだ!

後はひたすら158号を飛騨国見めざして進み、途中右折して北上
そして、360号の峠を下ればしらかw・・・

膝から崩れ落ちた

多分、本当に気が抜けて笑ってしまうのはこれが初めてかもしれない。
横に交番が合ったので聞いてみる。
勿論警官が居ないタイプで電話だけ置いてあるやつ。

『ここね、しばらく前の台風でずっと通れないんだわ。飛騨清見まで戻ってぐるっとまわるしかないよ。』

…時刻は13時30分、いいペースだ!
後はひたすらこの道を南下して右折して飛騨国見まで進み、更に南下!
そして、道の駅 荘川までいったら白川郷!

目と鼻の先!

14時45分には白川郷につくぞ!
やった!なんてはしゃぎながら来た道をもどります。

道の駅荘川にて
『白川郷へはね、この道をぐわーって上行ったら行けるんだけど、先週の台風で通行止めなんよね。』
『飛騨清見まで戻って高速にのらねばよ。』
『あんら、兄ちゃんたち原付?』
『じゃあ一度富山まで出るしかないねぇ!』




1時間くらいぼーっとしてましたねぇ。
荘川に足湯とかあるって聞いたけどね…。
道の駅で白川郷ステッカー買っちゃったよね…。


帰る!
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