西湖自由キャンプに河が出来た日
2020年9月27日
ひとつ、受付のおじじの話が長い。
マナー悪いやつが増えたから仕方ないのか?
ゴミ捨てるなは当たり前の事として分かるけど、
夜中に木がはぜる音が五月蝿いから湿気た木を燃やすなって話を聞いてちょっとびっくり。
というわけで元同僚と7ヶ月ぶりのキャンプで西湖自由キャンプ場に来てみた。(スーパーカブの彼では無い。)
『せっかくセロー買ったしー』とバイクで自走も考えてたけど、『買ったもののの使えていないHelinoxのタクティカルコットもあるし〜』となり、『じゃあ今日は実験キャンプでいいかぁ〜』と車に同乗させてもらい色々持っていくことに。
10月に差し掛かろうとしているとはいえ、未だ9月。
『mont-bellの化繊#3あれば耐えれるでしょ〜』って笑いながらパッキングしていく。
ぶっちゃけハイレッグつけたコットなら底冷えもしないから保険で一番薄いインフレーターマットを持っていく。
コットを使うならテントは?
予報としては夜雨が降るかも…って感じらしい。
IGNIOのTCティピーには煙突ポートつけちゃってるし、雨で濡れると撤収大変だし…って言い訳をしてOneTigrisのOrcaを持っていくことに。
そして、いらないのは100も承知だったけど、車に甘んじてドマドームも投げ入れておいた。
当たり前の様に鍵を渡されて勝手知ったる車の運転主となる。
車で行くこの同僚とのキャンプはいつもこうだった。
車を買い換えるってずっと言ってたから、新車になっているかと思ったけど、懐かしい感じのハンドリング。
我が家の軽と違って、荷物を載せていても高速も無理せず走るので割と楽しい。
そんなこんなで国立を出て相模湖まで下で向かい、そこから河口湖まで高速でGo!
(今回は毎回持っていって弾かないギターは置いていった。)
いや、とても良い。
冒頭の通り受付のおじじの話は長かったが、結果的に一等地を取れたので良かった。
荷物をおろして何はともあれコットを広げて寝転んで見る。
NatureHikeのコットと違ってきしみもないし布のテンションも丁度いいし、俺のテンションは上がる!
さて、テントである。
横でサーカスTCを同僚は張り始めたので並べてティピーにするか。
そして、椅子を出してまったりと湖畔を眺めながら過ごしていると気づいたことが一つ。
やべぇ、割とさむい。
振り向いたテントにある#3が若干心もとなくなる。
『流石にいらんでしょー』と良いながら防寒着を置いてきた自分を軽く窘めたい。
いやいやいや、言うて9月よ。
流石に長袖のシャツ来て、雨具着たら温かいでしょ!
なんて思いながら夕方までゆっくりと…ゆっくりと…
午後7時
いやいやいやいや!河ができちゃってるよ!?
我が家はスカートがないので隙間からバンバン跳ね返りの水がはねてコットと寝袋を湿気させていた。
まじで寝袋が濡れると死ぬのでお隣さん(同僚)のテントに避難。
移動する時に更にコットは濡れるわ、身体もびしょびしょ。
落ちてくるのはnot only 雨 but also 雷!
いや、ティピーテントなんて避雷針じゃん!死ぬじゃん!
なんて思いながら、雨雲レーダー見てたら少しづつ遠ざかって行く様子。
濡れたものを吸水タオルで拭いていたら少しづつ雨の音が小さくなっていった。
20時頃になると雲の切れ間からも月明かりが見える。
身体も冷えているし、コットを移動する際に濡れた寝袋で寝ると死ぬ気がするということでコインランドリーと温泉を求めて車で河口湖の方へ。
同僚が車&酒飲みじゃないという事で我々の習慣になっている夜の温泉。
バイク旅だと焚き火してそのまま寝袋に潜るか、キャンプ場の備え付けのコインシャワーを浴びて寝るかなので助かる。
実はこの西湖自由キャンプ場のそばに、割と遅くまでやってる温泉があったのだが、受付で話を聞くとコロナの影響で営業時間短縮で現在は19時までしかやってないらしい。
というわけで、同僚オススメの温泉に向かう。
富士眺望の湯 ゆらり
https://www.fuji-yurari.jp
まぁ、真っ暗で雲もかかっててなにも見えませんでしたが!
わりとお湯に入る寸前に風邪を引きそうなくらいに身体が冷えていたので最高に整った感じです。
帰りにコインランドリーにも立ち寄り。
地面からの跳ね返りでズボンも割と濡れていたので寝袋や雨具と一緒に投入。
100円で10分だけ回したけど割と乾いた!
そしてただいま我が家。(俺のテントじゃない)
防寒着を忘れたのが痛い…。
若干湖畔からモヤも出ているので綿のパーカーを着て佇んでいると普通に湿気て冷えてくる。
途中から焚き火も臆せず上にGORE-TEX雨具を着てました。
(この場合GORE-TEXの透湿性によって結局内側は冷えるのでは?)
(風は防げたから良し。)
(でも寒い)
そして宴もたけなわ。
1時位に眠気の限界で就寝。
そしておはよう!
撤収が11時で割とかつかつというのと、テントを乾かしたいってので、デイキャンプも申し込んでゆったりプランに。
8時位から入場を始める開場待ちの方々…。
そして、11時に合わせて撤収する方を尻目にただただ湖畔を眺める最高な昼下がり……。
17時までフルでは残らず15時位で撤収。
一等地を手放しました。
おまけ
今回荷物を入れて持っていったバックは『Enduristan トルネードドラムバッグ2』のSサイズとLサイズ
本体の防水性を生かしてテント内の河をせき止めたり重宝しました。
そして、もちろんカバンの底面も泥まみれなわけで…
風呂でどん。
お湯でどん。
石鹸でどん。
かんたんにきれいになります!
そんな感じで久しぶりの人とのキャンプだったのでblog書いてみた。
次回装備考察編!