アナログとデジタル
色々デジタル化してますね!昨今!!
自分はアナログな手法でアウトプットするモノはアナログ至上主義だったりします。
最近、ギターのエフェクターってもデジタル化の波が来ていたりします。
そうです、またエレキギターの話です。
あれって弦の振動をコイルを使って電気信号を発生させるっていう相当アナログな方式で音を拾ってるじゃないですか。
そんで、最終的にその電気信号をアンプに伝えて増幅させて、それを使ってスピーカーを振動させて音を出すっていうアナログな方法で音を鳴らしてますよね。
しかし、デジタルエフェクターってのはAD/DAっていう、
『入力時に音というアナログなデータをデジタルデータに変換して、出力時に処理したデジタルデータをアナログデータに戻す』という処理が必要になります
やっぱり、そのデジタル化するという余計なプロセスを踏んでいる以上、アナログには”勝てない”気がするんですよね。
逆にデジタルが”勝つ”為には、
弦振動をデジタルデータとして拾って即時解析
↓
USBを通してデータをエフェクターやアンプに送る
↓
最終的に首の後ろにある電脳端子みたいな奴にプラグを接続して音を感じる(要は攻○機動隊…笑)
まぁ、そんなSFレベルな世界にならない限り、デジタルに対して微妙な拒否反応を持ってしまうのです。(そもそも、『弦振動』って時点でアナログなんですけどね…)
で、そんなことを考えてたら、今やデジタルカメラは銀塩超えじゃないですか!
でも、同じ平面だとしても画の描き方が違うと思うんですよね。
だから、同じ画素で合わせたとしても、使ってる手法が違うから別物みたいな。
話は戻ってエフェクターの話。
一応、空間系に関しては『劣化を気づかせないレベルでダビング出来る』という点を考えれば、ステージパフォーマンスの一部としてデジタルという選択肢を受け入れられるんですよね。
でも、やっぱり空気感を出すって意味ではアナログである事は拘りとしてあって、デジタルディレイのアナログディレイモデラーはやっぱ別物だと思っております。
かといって、『アナログレコーディングされた物が最高か?』っていわれても、視聴媒体がデジタルである限り『Yes.』とは答えられないんですよね。
もしかしたら、今もまだレコードがある理由はそれかもしれないですね。
でも、こういう話って突き詰めると、『ミックスやマスタリングでPC作業する時にデジタル化されてる』だとか『じゃあアナログエフェクターの回路の中にオペアンプが使われてるのはどうなんだ?』とか、どこで線引きをするのが正しいのかわからなくなってきますよね。
一応、自分はアナログ回路のエフェクターしか使わないようにしてます。
そしてギターもパッシブ回路で、アンプも真空管アンプを使っております。
なのでライブの時の内音は完全なアナログ回路になるようにしてます。つまりは『生の音を聞きたければライブに行け!』であります。
…問題はその音源になる人やグループが『生で感じたい』って思わせられるかどうかですよね。
その要因ってのが、単純に『技術』や『出音』だけじゃ無くて『人』ってのにもあるって事を最近よく思います。
また、話を戻しますが、アナログ回路の中のデジタルな物ってのは、結局”出音”の要因でしか無いって考えもあるわけで…
そもそも、弦振動をから生まれた電気信号を劣化(音痩せ)させずに伝える事が正しいって考えが固定観念ですからねぇ…。
結局は自己満足なんでしょうね!
考えてみたら、自分のライブの時もデジタルワイヤレストランスミッター使ってるし!DA/ADが入ってるし!!
そんなアナログとデジタルに関して考えた事のちょいまとめ。