Effector Board 2010


2010年 春

TU-2 → BD-2 → SmallClone → DD-7 → GE-7
Guitar:Fender Japan MG65 Mustang
Amplifier:Orange Micro Crash


ニルヴァーナが好きだった訳ではない!

浪人の時に始めたバイトで買い集めたエフェクター達
エフェクターからアンプまで搭載したある意味オールインワンボード

まだパッチケーブルへの拘りも無く、廉価品で済まされているおり、
『Electro Harmonix SmallClone』への給電に『PiranhaSnap』の物が使われてる。
(今だったら絶対自作するよなぁ…)

『BOSS BD-2』の箱はエフェクターボードに固定されており、
ピックや電池等が入る小物入れとして使用している。

the pillowsの影響で『BD-2』と『Orange』のミニアンプが入ってる。
(まさか、このオレンジアンプが今やフルスタックになるとは…)

勿論、余り使いこなせてはいなかった。




2010年 初夏

PitchBlack → Micro Amp → OCD → RAT2 →Small Clone → DD-7
Other:Dunlop DC-BRICK , CANARE
Guitar:Fender Japan MG65 Mustang with 『Dancun JBjr』
Amplifier:Roland Micro Cube


大学に入って着々とギターにはまっていく様子を現しているボードである。

入学後、読み漁ったギター関連の書物でインピーダンスについて知り、
『BOSS TU-2』からトゥルーバイパスチューナー『KORG PitchBlack』に交換し、
『MXR MicroAmp』をバッファーとして使用。

遂にブティックエフェクター『Fulltone OCD Ver.4』に手を出し、
18V給電に憧れて『Dunlop DC-BRICK』を合わせて購入する。

エフェクターにマジックテープを張る事に抵抗があり、金網固定システムを使っている。
又、パッチケーブルをLive Lineのフラットケーブルシリーズで合わせている。
(未だ健在のこのケーブルは現在、サブボードで使用している)

この頃は『Roland JC-120』をメインで使用し、
家では『Roland MicroCube』を使っていた。

基本的に掛けっ放しの『OCD』とソロで踏む『SmallClone』は役に立ってた。




2010年 晩夏

PitchBlack → OCD → RAT2 → DD-7 → Oxford
Other:Dunlop DC-BRICK , GeorgeL's 155
Guitar:Fender Japan MG65 Mustang with 『Seymour Duncan SJBJ-1b 』
Amplifier:Roland Micro Cube


『Orange』のサウンドに憧れて…。

ギターのBridge PUを『Seymour Duncan SJBJ-1b 』(通称JBjr)に交換する。
『リアのハムバッカーが正義だと思ってた時代が僕にもありました…。』
ムスタング特有のぺらっぺらの音と打って変わって芯のある音になった。


当時やっていたバンドの中でボーカルをやる事が増え、
足元での操作を簡略化するためにエフェクターの数を減らす。

それに伴い、ボードを縮小しパッチケーブルを『GeorgeL's』に変え、
暫くギターやアンプ迄のシールドも『GeorgeL's』に統一する。

又、『JC-120』のサウンドが気になり『Tech21 Oxford』をプリアンプとして付けっ放しで、
基本的にはアンプのReturnに繋いで使っていた。

今でこそ、多くのスタジオのレンタル機材で『Orange』の姿を見るようになったが、
当時は未だ珍しいアンプだったので、実機と比べる事が出来なかったが、
やはりMidに特徴のあるサウンドだった。




2010年 秋

PitchBlack → OCD → MightyRedDistortion → CarbonCopy → Oxford
Other:Dunlop DC-BRICK , GeorgeL's 155
Guitar:Fender Japan MG65 Mustang with 『Seymour Duncan SJBJ-1b 』
Amplifier:Roland Micro Cube


Mad ProfessorとAnalog Delay

自分がボーカルのスリーピースバンドthe blockinessを立ち上げる。

『Proco RAT2』を『OCD』と合わせて使った時のノイズが気になり、
当時、新進気鋭だった『Mad Professor』の『MightyRedDistortion』ディストーションを試してみる。
(ちなみにこれもブティックエフェクターである。)

日本の正規店で買うと42000円もするので、個人輸入を覚えて28000円で購入する。
(直後にプリント基板バージョンが発売され日本で20000円で発売された…)

今まで『DD-7』のAnalog modeを使っていたので、BBD素子を使用した『MXR CarbonCopy』を購入した。
この頃から、『OCD』使用中に『CarbonCopy』を併用すると一気に音量が上がるという謎の減少に悩まされる。

小林つん太のギター&音楽談義にて、この現象が取りざたされている。
確かに『CarbonCopy』は音痩せするペダルだが、
OCDの後に『CarbonCopy』を鳴らす事で音量が上がる問題の解決にはなっていない。

これらのエフェクターを使う事で、
『バッキング(OCD)』と『ソロ(MRD+CC)』と『アルペジオ用(CC)』という、
基本のギターサウンドをこの時期に確立する。

この頃から『MightyRedDistortion』との戦いが始まったのである。




2010年 冬
Guitar:Fender Japan MG65 Mustang with 『Seymour Duncan SJBJ-1b 』
Amplifier:Orange TinyTerror + PPC112

遂に真空管アンプを手に入れる

近年の低出力真空管アンプブームの先駆けとなった『Orange TinyTerror』と、
キャビネットに『Celestion Vintage30』の搭載されてる同社の『PPC112』を購入。

当時は初の真空管アンプという事で特に慎重に扱っていた。
スピーカーケーブルにはウミヘビを利用

Mustangのブリッジには『KTS PR-Mu』チタンサドルを使用し、
ブリッジポストにマスキングテープを巻き付けて固定。

トレモロ用のスプリングには『SoundLoft BlackSheep』強化スプリングを使用し、
ポッドは全て『Custom CTS』を使っている。