梅雨の雨、昼下がり。
生ぬるい風で目が覚める
冷めた珈琲と窓の外
広がる波紋と雨音
後悔と未練を流し去る
白黒写真のような町の
嗚呼、今日の空は綺麗だな
しとしとと(降る雨を背に)
僕はなく(鳥の様に)
風に載せて(君に届ける)
この声を
出せない手紙が溜まって行く
それでも手紙を書き続け
時刻通りに出る列車で
君との距離は離れていく
刻刻と(時計は進む)
決まったテンポで(音を立てて)
雨がやんだら(時が来たんだ)
さぁ行こう
僕らはきっと歩いて行く
何処までもどんな道のりも
てくてくと(僕らは歩く)
色んな人に(出合いながら)
進むんだ(二つの足で)
自分の道を
僕らはきっと歩いて行く
何処までもどんな道のりも
いつかはきっと会えるかな
さよなら又会う日まで
嗚呼、今日の空は綺麗だな
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